薬理効果が期待される成分「ベンジルグルコシノレート」
伝承薬としての印象が強いマカですが、現在ではグルコシノレートやステロール、アルカロイド、ポリフェノール、サポニンなど数多くの特長成分が含まれていることが実証されています。中でも特に薬理効果が期待されているのは、「ベンジルグルコシノレート」。マカの薬効としてあげられる不妊改善、妊娠促進、男性機能の改善、月経サイクルの正常化、更年期症状の緩和などの様々な作用は、このベンジルグルコシノレートの働きによるものと考えられています。マカに含まれる成分量はごく微量ですが、この特殊成分が体内に入ると非常に有効な働きをすることがわかっています。 http://blog.fancl.co.jp/karada/8.html
性に関する有意な改善
健常成人男性57名を対象にマカを1日当たり1.5g もしくは3.0g 、3カ月間摂取し実施した。被験者をマカ1,500mg/日群30名、3,000mg/日群15名、プラセボ群12名に割り付け、12週間摂取させた。結果、プラセボ群と比較してマカ摂取群で有意な性欲改善が8週目・12週目に認められました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12472620
精液に関して有意な効果
健常成人男性9名を対象に精液検査の値に対するマカの効果を検討した。マカを1日当たり1.5g もしくは3.0g を4カ月間摂取させた。性ホルモンには直接影響を及ぼすことなく、精液量や精子数、運動性精子数、精子運動性が有意に増加した。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11753476
http://blog.fancl.co.jp/karada/8.html
更年期症状の緩和
閉経後女性14名にマカを1日当たり3.5g 、12週間摂取。更年期症状である不安症およびうつ病改善が見られました。マカは更年期障害予防に効果が期待できます。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18784609